【バリアフリーホスピタリティ 〜おはぎ・お寿司編〜】
記事の概要
・「おやぎ」や「お寿司」をバリアフリー目線で見直すと、意外な欠点が浮かび上がり、そこから新しい「おもてなし術」が生まれる。
・その欠点とは? そのおもてなし術とは?
・超高齢化社会に必要となる「おもてなし術」について考察します。
今回のテーマは「おはぎ」と「お寿司」です。
写真の「おはぎ」美味しそうですね。甘いものが大好きな高齢者は沢山います。
でもこの「おはぎ」をバリアフリー目線で見ると、1つ困り事があります。さて、その困り事とはなんでしょう?
答えは「重たくてお箸で持てない」です。
障害者や高齢者の中には、手にチカラが入らない人が沢山います。なので、「おはぎ」が重たくて持てないのです。
バリアフリーホスピタリティ
そこで、おはぎを小さくカットして販売しましょう。
こんな感じ↓
カットすれば軽くて食べやすくなります。
「カットしてお包みましょうか?」
そんな風に声をかければ喜んでい頂けます。バリアフリーで「おもてなし」ができます。
カットが必要なのは「おはぎ」だけではありません。
例えば、お寿司。
「カットしてお出ししましょうか?」そう声を掛ければ喜んで頂けます。
高齢者は皆お寿司が大好きですから。
また、飲食店で「ハサミ」の貸出をするのも良いです。
「ハサミをお貸ししましょうか?」と声を掛ければ喜んで頂けます。
「小さくする。一口サイズにする。」…バリアフリー市場 ・高齢者ビジネス で必要な着眼点です。
なお、同趣旨のブログ記事【バリアフリーホスピタリティ 〜パスタ編〜】もご参照ください。
介護の現場から
高齢者施設では、厨房の方が予めカットして料理を出してくれますが「もっと小さくしてほしい」「この食材も小さくしてほしい」という要望が頻繁にあります。そんな時にはハサミが大活躍。非常に実用的・現実的なサービスです。
バリアフリーはすべての人を幸せにする(ユニバーサルデザイン)
最近、ネタの大きさを売りにしている寿司店をよく見かけます。
でも、私はこれが苦手です。食べにくいからです。
「大きな口をあけるのが恥ずかしい」という女性もいます。
そんな時、カットサービスがあれば助かります。バリアフリーはすべての人を幸せにするのです。
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