はじめまして。NPO法人日本障害者アイデア協会/ラハイナーズ合同会社です。ここではバリアフリーに関する豆知識をお伝えしています。皆様のビジネスやご家庭でこの豆知識をお役立て頂ければ幸いです。
バリアフリークイズ
まずは、公共空間のアクセシブルデザインに関する簡単なクイズから始めましょう:
水飲み器は足踏み式のものに[◯◯◯]を併設する。
正解は:「手動式のもの」です。
解説
足踏み式の水飲み器は多くの利用者にとって便利ですが、移動に障害のある方、特に車いす利用者や下肢の機能に制限のある方にとっては大きな課題となる可能性があります。足踏み式と手動式の水飲み器を併設することで、身体能力に関わらず全ての利用者が使用できる水飲み器を確保できます。
この原則は、ユニバーサルデザインの重要な側面です。ユニバーサルデザインは、可能な限り全ての人が使用できる環境や製品を、特別な改造や設計なしに作ることを目指しています。
新しいイノベーションのヒント
複数の操作モード – 足踏みペダル、手動レバー、さらにはタッチレスセンサーオプション – を備えた様々な機器の開発を検討してみてはいかがでしょうか。このマルチモードアプローチは、様々な利用者の好みや能力に対応しつつ、公共空間における衛生面の懸念にも対処できる可能性があります。
ビジネスコミュニケーションへの活用
同僚や顧客とオフィスや公共空間のデザインについて議論する際、水飲み器の例を使ってインクルーシブデザインの重要性を説明してみましょう。小さな配慮が全ての個人のアクセシビリティとユーザー体験に大きな影響を与える可能性があることを示す、シンプルかつ効果的な方法です。
お子様とのコミュニケーション
水飲み器を実践的な例として使い、子供たちにインクルージョンと思慮深いデザインについて教えましょう。公共空間を観察し、様々なデザイン要素が異なる能力を持つ人々にどのような影響を与える可能性があるかを考えるよう促すことで、幼い頃から共感と意識を育むことができます。
社会の一員としての役割を果たすためのヒント
社会の一員として、私たちは職場やコミュニティでユニバーサルデザインを提唱することができます。設計や改修プロジェクトに関わる際は、常に潜在的な利用者の多様なニーズを考慮しましょう。アクセシブルな機能の実装を、法的要件としてだけでなく、真にインクルーシブな空間を作るためのコミットメントとして奨励しましょう。
バリアフリー授業・研修
ラハイナーズ合同会社とNPO法人日本障害者アイデア協会は以下のサービスを提供しています。お気軽にお問い合わせ下さい。
◆小中学生向けバリアフリー授業とビジネス研修
- バリアフリーグッズを作ってみよう!
- バリアフリーアイデアを皆で考えよう!
(東京都教育委員会オリンピック・パラリンピック教育支援プログラム採用授業)
詳細はこちら:https://lahainars.com/class/
◆ビジネス向けのバリアフリー研修も承ります。
注:この記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持っていただくことを主目的としています。正確な情報は国土交通省(日本)や各国専門機関HPで確認して下さい。
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