はじめまして。NPO法人日本障害者アイデア協会/ラハイナーズ合同会社です。ここではバリアフリーに関する豆知識をお伝えしています。皆様のビジネスやご家庭でこの豆知識をお役立て頂ければ幸いです。
クイズ
今回は、日常生活で広く使用されているペットボトルに関する豆知識です。以下のクイズにチャレンジしてみてください。
Q: 写真の道具は、ペットボトルに関するどんな困り事を解決しているでしょうか?
A: ペットボトルのキャップを開けるのが困難な問題を解決しています。
解説
写真の道具は「ペットボトルオープナー」と呼ばれるもので、ペットボトルのキャップを開けるのに困難を感じる人々のために開発されました。高齢者、関節炎患者、手の力が弱い方などが特に恩恵を受けます。日本では「らくらく実感ペットボトル&缶オープナー」という商品名で知られており、ペットボトルのキャップだけでなく、缶のプルタブも開けられる2way設計となっています。
【新しいイノベーションのヒント】
ペットボトルオープナーの開発は、ユニバーサルデザインの重要性を示す好例です。この考え方を他の日用品や製品設計に応用することで、新たなイノベーションの可能性が広がります。例えば、スマートフォンのアクセシビリティ機能の拡充や、高齢者でも操作しやすい家電製品の開発などが考えられます。
【ビジネスコミュニケーションへの活用】
ペットボトルオープナーの事例は、ビジネス上でも有用な話題となります。例えば、製品開発会議で「我々の製品にもペットボトルオープナーのような、ユーザーの潜在的なニーズを満たす工夫ができないだろうか」という問いかけをすることで、新しい視点での議論を促すことができます。
【お子様とのコミュニケーション】
お子様にバリアフリーの概念を教える際、ペットボトルオープナーを例に挙げると理解しやすいでしょう。「もし手に力が入らなかったら、ペットボトルを開けるのは大変だね。どうすれば開けやすくなると思う?」といった問いかけをすることで、子供の想像力と共感力を育むことができます。
【社会の一員としての役割を果たすためのヒント】
ペットボトルオープナーのような製品の存在を知ることは、社会のバリアフリー化への第一歩です。職場や地域コミュニティでこのような製品の導入を提案したり、バリアフリー製品の開発や普及に関わる企業や団体をサポートしたりすることで、より包括的な社会づくりに貢献できます。
バリアフリー授業・研修
ラハイナーズ合同会社とNPO法人日本障害者アイデア協会は以下のサービスを提供しています。お気軽にお問い合わせ下さい。
◆小中学生向けバリアフリー授業とビジネス研修
- バリアフリーグッズを作ってみよう!
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注:この記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持っていただくことを主目的としています。正確な情報は国土交通省(日本)や各国専門機関HPで確認して下さい。
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