こんにちは、世界中の小中学生のみなさん!私は日本で、小中学生向けのバリアフリー授業をしています。日本のバリアフリー事情を海外のみなさんにも知ってもらうために記事を書いています。日本のバリアフリー情報をきっかけにあなたの国のバリアフリーについても考えてもらえたら嬉しいです!
さあ、今日はみんなが毎日使っているものについてのクイズです。準備はいいですか?
バリアフリークイズ
誰でも簡単に使えるバリアフリーなファスナーがあります。このファスナーは、左右の部分を近づけるだけで自動的につながるそうです。いったい何の力を利用しているのでしょうか?
(考える時間)
解説
このすごいファスナーは、マグネット(じしゃく)の力を使っています。左右の部分を近づけるだけで、マグネットの力で自動的につながるんです。すごいですね!
このファスナーのいいところは、目で見なくても簡単に使えることです。だから、たくさんの人が使いやすくなっています。例えば:
- 目の不自由な人も簡単に服を着られます。
- 手先が不自由な人も楽に使えます。
- お年寄りの人も、力をあまり使わずに服を着られます。
- 小さな子どもでも、自分で服を着られるようになります。
- スポーツ選手も、素早く着替えられて便利です。
世界のバリアフリー事情
バリアフリーって、世界中で大切にされています。例えば、国連の「障害者の権利に関する条約」という約束事があって、多くの国がサインしています。この約束は、障害のある人もない人も、みんなが平等に生活できる社会をつくろうというものです。
アメリカやヨーロッパの国々では、バリアフリーのことを「アクセシビリティ」と呼ぶことが多いです。これは、誰もが簡単にアクセス(近づいたり、使ったり)できるようにするという意味です。例えば、車いすの人が使いやすいようにお店の入り口を広くしたり、目の不自由な人のために音声案内をつけたりしています。
みんなの国はどうかな?
さて、みなさんの国ではどうでしょうか?
- 学校や公共の建物に、車いすで入れるスロープはありますか?
- バスや電車に、車いすの人や赤ちゃん連れの人が乗りやすい工夫はありますか?
- 目の不自由な人のために、音の出る信号機はありますか?
こういったことを、家族や先生、友達と話し合ってみるのも面白いかもしれませんね。
バリアフリー社会のために、みんなにできること
バリアフリーな社会をつくるために、みんなにもできることがたくさんあります:
- 思いやりの心を持つ:困っている人がいたら、声をかけてみましょう。
- バリアフリー設備を大切に使う:エレベーターや広いトイレを、本当に必要な人が使えるように気をつけましょう。
- バリアフリーについて学ぶ:学校や図書館で、バリアフリーについて調べてみましょう。
- 自分のアイデアを考える:「こんなバリアフリーなものがあったらいいな」と想像してみましょう。
バリアフリー探検隊
今日学んだマグネットファスナーのように、みんなの街にもバリアフリーな工夫がたくさんあるはずです。探検してみましょう!
例えば:
- 点字ブロック(目の不自由な人が歩く道)
- スロープ(車いすの人が上り下りする坂道)
- 自動ドア(手を使わずに開けられるドア)
見つけたら、どんな工夫がされているのか、誰のためのものなのかを考えてみてください。家族や友達と話し合うのも楽しいですよ。
最後に、みなさんへ大切なお願いがあります。
この記事は日本の経験や考え方に基づいて書かれています。バリアフリーの取り組みや考え方は、国や文化によって違いがあるかもしれません。みなさんの国ではどうなっているか、家族や先生と一緒に話し合ってみてください。そして、お互いの違いを尊重しながら、みんなが暮らしやすい世界について考えてみましょう。決して日本および私の考え方を強制するものではありません。また安全を第一に必ず信頼できる大人と行動して下さい。この点に注意して下さい。
またこの記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持ってもらうことを主目的としているため説明を簡略化しています。正確な情報は日本の国土交通省や各国専門機関HPで確認して下さい。
問い合わせは→https://lahainars.com/contact/
なお、私は英語が得意ではないのでシンプルかつ短い英文で問い合わせて下さい
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