はじめまして。NPO法人日本障害者アイデア協会/ラハイナーズ合同会社です。ここではバリアフリーに関する豆知識をお伝えしています。皆様のビジネスやご家庭でこの豆知識をお役立て頂ければ幸いです。
クイズ:高齢者や体が不自由な方も安心して使える梯子には、バランスを保ちやすくするための重要な部品が付いています。その部品とは何でしょうか?
答えと解説
答え:ハンドル
![ハンドル付き梯子の画像](https://barrier-free-idea.com/blog/wp-content/uploads/2024/07/スクリーンショット-2024-07-27-12.23.35.png)
HASEGAWA公式オンラインショップのHPより引用(https://hasegawa-online.jp/products/ss-3)
この梯子には「ハンドル」が付いています。ハンドルがあることで、昇り降りする時やバランスを保ちやすくなります。これにより、高齢者や体が不自由な方も含め、誰もが安全に使用できるようになっています。
このデザインは、バリアフリーの考え方を取り入れた良い例です。シンプルで使いやすい設計になっていて、収納時の厚さもわずか8cmと薄いので、様々な場所で活用できます。また、幅広の踏み板を採用しているため、安定性が高く、より安全に使用することができます。
【新しいイノベーションのヒント】
この梯子のハンドルは、単なる付加的な機能ではなく、安全性と使いやすさを大幅に向上させる重要な要素です。この発想は他の分野にも応用できる可能性があります:
- 既存の製品に「支える」機能を追加することで、使用者の安全性を高める
- シンプルな追加機能で、製品の使用範囲を大幅に拡大する
- 収納性を損なわずに機能性を向上させる設計思想
例えば、オフィス家具や家電製品にこの考え方を応用し、使いやすさと安全性を兼ね備えた新製品を開発することができるかもしれません。
【職場でのコミュニケーション活用】
ハンドル付き梯子の事例は、職場でのコミュニケーションにも活用できます:
- 「最近のバリアフリー製品って、こんな工夫がされているんですよ」と話題を提供
- 製品開発会議で「我々の製品にも、このような小さな工夫で大きな改善ができないか」と問いかける
- 顧客との商談で、自社の製品安全への取り組みを説明する際の具体例として使用
【お子様とのコミュニケーション活用】
お子様と一緒に身の回りのバリアフリー製品について考えるきっかけにもなります:
- 「この梯子、どこが特別だと思う?」と問いかけ、子供の観察力を育む
- 「もし君が梯子を作るなら、どんな工夫をする?」と創造力を刺激する質問をする
- 実際に安全な梯子の使い方を教えながら、バリアフリーの重要性を伝える
【社会の一員としての役割を果たすためのヒント】
ハンドル付き梯子の例から学べる社会貢献のヒント:
- 身近な場所でバリアフリー製品の使用を提案し、安全性向上に貢献する
- 高齢者や障害を持つ方が作業をする際、適切な道具の選択をサポートする
- 職場や地域コミュニティで、ユニバーサルデザインの重要性について啓発活動を行う
バリアフリー授業・研修
ラハイナーズ合同会社とNPO法人日本障害者アイデア協会は以下のサービスを提供しています。お気軽にお問い合わせ下さい。
◆小中学生向けバリアフリー授業とビジネス研修
- バリアフリーグッズを作ってみよう!
- バリアフリーアイデアを皆で考えよう!
(東京都教育委員会オリンピック・パラリンピック教育支援プログラム採用授業)
→詳細はこちら https://lahainars.com/class/
ビジネス向けのバリアフリー研修も承ります。
注:この記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持っていただくことを主目的としているため説明を簡略化しています。正確な情報は国土交通省(日本)や各国専門機関HPで確認して下さい。
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