皆が持っているスマートフォン。今では生活必需品となり、スマートフォン依存症なる病が話題となる程です。
スマートフォンの原型といえば電話機。
そして、電話機を発明したのは誰もが知っている「ベル」です。
アレクサンダー・グラハム・ベル/Alexander Graham Bell(1847年- 1922)
スコットランド生まれの大発明家
大ヒット商品の源 「バリアフリー目線」
電話機の発明者がベルであることは多くの人が知っています。
しかし、ベルが電話機を発明したきっかけが「バリアフリー目線」にあることは、殆どの人が知りません。
ベルの母親は聴覚に障害がありました。
「お母さんのために補聴器を作りたい」
そう考えたベルは「音」の研究を開始します。そして、音を伝えることができる「振動板」の開発にたどり着きます。
その振動板の研究が基礎となり、ベルは電話機を発明したのです。
当方のホームページでは「世界的大ヒット商品」である「ライター」が「バリアフリー目線」から生まれたことを紹介していますが、電話機もその仲間だったのです。
アイデアの源 「バリアフリー目線」
アイデアは不便や困りごとから生まれます。
そして、障害者の周囲には不便や困りごとで溢れています。
バリアフリー目線(障害者目線・高齢者目線)に立てばアイデアは無限に湧き出てきます。
また、最も多くの不便や困りごとを抱える障害者に焦点を当て、商品を開発すれば、誰にも便利な商品になり、ヒット商品に繋がります。
バリアフリー目線に立って商品開発することが、誰もが暮らしやすい社会を作るのみならず、企業の繁栄にもつがなるのです。
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