企業利益を重視する理由

コンセプト

バリアフリーの理想

誰もが暮らしやすい社会を目指して! 

 

インクルーシブ社会の実現を!

 

バリアフリー普及を推進するため、いまこのようなスローガンが至る所で叫ばれています。

そのために、国や自治体が予算を出して、街のバリアフリーを整備する。或いは、資金力がある大企業が社屋や街のバリアフリーを整備する。

素晴らしいことです。私はこの理念に全面的に共感します。

バリアフリーの現実

しかし、何をやるにもお金が必要で、バリアフリー普及も例外ではありません。

資金力が乏しい中小企業や自営業者が、社屋や自社店舗にバリアフリーを整備するのは困難です。

どの企業も必死でギリギリで営業しており、「バリアフリーに使う資金があるなら、広告宣伝費を増やしたい。社員の給与や福利厚生を手厚くしたい。」というのが本音であり、切実な願いだからです。

そんな人たちに対し、無理にバリアフリー普及への協力を押し付けたら何も良いことはありません。

誰もが暮らし社会を作るために、あなたのお店の入り口にスロープを設置してください

例えば、資金力のない小さな店舗に、こんな風に要請したらバリアフリーへの理解が深まるどころか、かえってバリアフリーへの反感を生むだけです。

バリアフリー普及のために

バリアフリー普及のために、このような社会正義を前面に押し出して訴えることは大切ですが、やはりそこに経済的利益・金銭的利益を生じさせる必要があります。

なので、私は利益に繋がることを重視します。
利益が生じるのであれば、何も訴える必要はなく、自然にバリアフリーが普及するからです。

バリアフリー普及のチャンス

理想論に聞こえるかもしれまぜんが、決してそうではありません。
いま我が国はバリアフリー整備が利益に繋がりやすい環境にあるからです。

これに関し、詳しくは本ブログの最初の記事をご覧頂ければと思いますが、以下、簡単に紹介します。

・バリアフリーを必要とする高齢者はお金持ち

・バリアフリーを必要とする人口は非常に多い(日本のみならず、アメリカや中国など世界中で高齢者が急増する)。

・バリアフリーは国策産業。

・バリアフリーは高齢者や障害者のみならず、すべての人の暮らしを便利にする(だからヒット商品を生み出しやすい)。

・バリアフリー目線ですべての商品・サービスを見直せば、無限にアイデアが湧いてくる。新商品や新サービスを開発しやすい。

このようにバリアフリーに貢献することは企業にとって損失ではなく、利益に直結するものなのです。このことを各企業の経営者の皆さんに気づいてもらえれば、バリアフリーは自然に普及していく。

だから、私は利益に繋がることを重視します。

コンセプトリンク

この記事は、本ブログのコンセプトをお伝えするものです。コンセプトに関しては以下も御覧ください。

コンセプト ブルーオーシャン戦略の成功事例 【ライター】

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コンセプト 障害者・高齢者・介護者は社会のリーダーだ!

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