【バリアフリー商品開発 〜電子レンジ編〜】
今日のテーマは電子レンジです。
共働きが当たり前の時代になり、ご飯を毎日手作りすることが難しい時代になってきました。
そんな時に活躍するのが電子レンジです。
スーパーやコンビニから買ってきたお弁当やお惣菜を電子レンジで温める。休日に作り置きしておいた料理を電子レンジで温める。
我が家でも電子レンジは毎日大活躍です。
非常に便利な電子レンジですが、これをバリアフリー目線で見た場合、1つ困り事があります。さて、それはなんでしょう?
答えは「過剰に熱くなり高齢者や障害児が火傷をすることがある」です。
以前、「高齢者に肉料理を出す際のおもてなし術」という記事でも紹介しましたが、知的障害のある人や、認知症で判断能力が衰えた高齢者は「せっかち」で「我慢」が苦手。電子レンジで温めたばかりの熱々のご飯やポテト等を、すぐに頬張ります。そして、口の中を火傷する。
「まだ熱いから待ってて」と声をかけても、気づいたときには口にしています。もちろん、障害者・高齢者全員ではありませんがそのような人は多くいます。
バリアフリー目線の商品開発ヒント
そこで、「ぬるく温め機能」が必要になります。
「ぬるく温めボタン」を押すと、熱々にならない。人肌より少し熱いくらいになる。そんな機能が必要となります。
技術的にはそんなに難しくないと思います。電子レンジには使ったことのない無駄に高度な機能が沢山ありますが、そんな機能よりも「ぬるく温めボタン」が高齢化社会では求められます
バリアフリー目線のブルーオーシャン戦略
もしかしたら、既にそのような機能があるかもしれません。
そうであるなら、
「ぬるく温め機能付き! 高齢者の火傷を防止できます!!」
と積極的にアピールすれば、高齢化社会において独自の販路を開拓できます。
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