【バリアフリー商品開発支援 〜映画上映編〜】
今回のテーマは「映画」です。
このブログ記事を書いているのは12月。
日に日に寒さが増してきます。
冬になると高齢者は家に閉じこもりがち。
しかし、家に閉じこもっていては老け込むばかり。
たまには外で映画を観て、美味しい料理を食べて帰ってくる。
これが理想です。映画鑑賞が趣味という高齢者も大勢いますから。
しかし、高齢者の場合、楽しいはずの映画鑑賞を躊躇するケースが多くあります。さて、なぜ躊躇するのでしょうか?
答えは「頻尿のため映画の途中でトイレに行きたくなるから」です。
高齢者の中には頻尿の人が沢山います。
頻尿の人が映画に行くのは辛いものです。
・映画の途中でトイレに行くと周囲の人に迷惑がかかる。
・映画のストーリーが分からなくなる。
映画を楽しむどころが、辛い思いをするだけの場となります。
私も頻尿の経験があります。
健康診断の結果、尿酸値が高いことが判明し、それを下げる薬を飲んでいました。また、私はコーヒーが好きなので、コーヒーを一日に何杯も飲んでいます。
不思議なのですが、尿酸値の薬とコーヒーを飲み続けると頻尿になりました。
もちろん、薬とコーヒーがその原因との科学的根拠はありませんが、とにかく双方を飲むと、トイレに行く回数が極端に増加するのです。
バリアフリー目線による商品開発ヒント
そこで、定期的なトイレ休憩タイムがある映画上映というアイデアが生まれます。
「高齢者向け映画上映」と名付けて、映画の途中で2回ほど映画を止め、トイレ休憩時間を設ける。
このようにすれば、高齢者も安心して映画鑑賞できます。
映画製作の段階でも、トイレ休憩を念頭に、例えば30分間隔で区切りを入れやすいストーリー展開にすると更にいいですね。
バリアフリー目線によるブルーオーシャン戦略
「超」高齢化社会。高齢者は増える一方であり、我が国だけでなくアメリカや中国など世界中で高齢化は進みます。
「30分ごとのトイレ休憩付き映画上映」
今のところ私は聞いたことがありません。
トイレ休憩付きであることをとアピールすれば、容易に他社との差別化を図ることができ、ブルーオーシャン市場を開拓することができます。
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