【バリアフリーホスピタリティ ~スロープ編~】
今日のテーマは「スロープ」です。
下の写真は一般的なスロープです。
最近ではバリアフリー意識が高まり、多くの店舗やオフィスの入り口にこのようなスロープを設置されています。
しかし、このスロープには1つ困り事があります。
その困り事とはなんでしょう?
答えは「設置コストが高額」です。
- 入り口に階段しかない。スロープがない。
- バリアフリー対応の入り口にしたいが、スロープの設置工事は高額で困る。
- 入り口が狭くてスロープを設置する場所がない。
そんなケースに対応するため、以前「インターホンを設置するだけで、安価なバリアフリー対策ができる」という簡単なアイデアを紹介しました。
バリアフリーアドバイス
今回は、これと別の方法を紹介します。
「簡易スロープ」という物があることをご存じでしょうか?
高齢者施設で働いていると、余りに見慣れた物なので「当然皆さんご存じの筈」と思ってしまうのですが、この「簡易スロープ」を知らない方が意外と多くいます。確かに、私も数年前まで知らなかったので、それも当然かもしれません。
「超」高齢化社会。車椅子のお客様が、貴方の店舗やオフィスを訪れる機会が増えると思います。
スロープを設置工事は高額で困る、入り口が狭くてスロープを設置できないという方は、この「簡易スロープ」を用意してみてはいかがでしょうか?
貴方のお店やオフィスの入り口が、安価且つすぐにバリアフリー対応になります。
高齢化社会において必要となる「おもてなし術」です。
なお、電動車椅子の場合、かなりの重量がかかるので、許容重量をしっかりと確認してください。
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